OFII ストラスブール①

学校の授業が始まり、早1ヶ月半。

 

色々なことに追われ、忙しすぎてブログの更新なんてすっかり忘れていました。

 

私は交換留学生なのでストラスブール大学の授業は自由に取ることができます。そのため現地の正規生よりはある程度は自由ですが、やはり授業はフランス語で行われるため、復習が追いついていません。

 

日本でもオールフランス語で行われる授業を受けていましたが、教授は日本人学生に向けて相当ゆっくり喋っていたんだな〜と実感します。

 

そんな話はさておき、わたくし、9月6日に滞在許可証(Titre de séjour)を手に入れました!

 

フランスに来る前に、3ヶ月以上滞在する予定の私は「学生ビザ」をとりましたが、実はそれだけではビザは有効ではないんです!

 

フランスの到着後、移民局から滞在許可証を貰わないと、正式な滞在許可にはならないのです…(ちなみにこの作業は3ヶ月以内にやらないといけません。)

 

移民局はフランス語で

「Office Français de l’Immigration et de l’Intégration」

頭文字をとって、OFII(オフィー)と言うこともあります。

 

では、滞在許可証を獲得するまでの、具体的なプロセスをお伝えします!ビザ申請の時に、フランス大使館に移民局の書類を出したのを覚えていますか??

 

そうです!あのA4の紙で、上から

「ビザ申請前に書くパート」

「フランス大使館の方が書くパート」

「フランス到着後に書くパート」

「OFIIの方が書くパート」

の4つに分かれているあれです!

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↑こんなかんじの書類ですね

 

フランスに到着した時点では、「フランス大使館の方が書くパート」まで埋まっていると思います。なので、まずやるべきことは、「フランス到着後に書くパート」を埋めて

 

・OFIIの書類

・パスポートの写真のページ

・パスポートのビザのページ

・フランスの入国スタンプがあるページ

 

これら4つの書類を封筒に入れて、お近くのOFIIの事務所に書き留めで送ります。

 

「封筒なんて、日本の自宅の棚を漁ればいくらでもあるのに…そもそも封筒がストラスブールのどこに売っているのかも分からないし…」と、ちょっと寂しかった思い出があります。封筒は郵便局「La poste」で購入できますが、ちょっと大きいスーパーに行けば安く売っていますので、そちらで買ったほうが安いです。

 

ストラスブールのOFIIの事務所はこちら!

4 Rue Gustave Doré, 67000 Strasbourg

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(めちゃ駅チカ!駅から5分くらいで行けます)

 

これは到着後なるべく早くやったほうがいいです。私は到着してすぐにやりました。私はもともと早めにストラスブールに着いたので、オフィーの事務所も混み合っていなかったのか、返信がすぐにきました。しかし、都心のほうやストラスブールのような街でも留学生が次々に到着して混み合ってくる時期になると、何ヶ月も返信が来ないことがあるそうです。滞在許可証は3ヶ月以内に取得するよう言われていますが、3ヶ月経っても返信が来ないということも、稀ではないそうです。

 

ちなみに私は8月17日に書き留め郵便で書類を送り、8月28日にOFIIから返信が来ました。

 

長くなったのでここでやめます!

続きは次の投稿で(*˙ᵕ˙ *)

 

 

 

 

 

アポスティーユとは!!!

みなさん、アポスティーユってご存知ですか?少し今日のブログは難しい内容です。しかし、とても大事なので是非ご一読ください。

 

ちなみに私はアポスティーユの存在をフランスへの出国5日前に知りました。(知るのが遅すぎた。)

 

アポスティーユとは、日本の官公署や自治体などが発行する公文書(つまり戸籍抄本・謄本などなど)に外務省が「この書類は嘘偽りのない書類ですよ!」というお墨付きを与えることです。これは、日本国内でしか貰うことができず、尚且つ、なぜアポスティーユが必要なのかはっきりとした理由がないと貰うことができません。

 

【こちらで申請手順を確認できます↓】

https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/page22_000548.html

 

アポスティーユの取得には、直接外務省まで出向けば翌日には貰うことができ、郵送での申請でも、最長で2週間くらいだそうです。

 

話は変わりまして、フランスは留学生であっても、3ヶ月以上フランスに滞在する場合、フランスの学生と同様に社会保険に加入することが義務付けられています。私は、この社会保険に入るに際し、提出書類のうちの1つとして、日本で発行した戸籍抄本法定翻訳を提出するよう求められました。(保険会社によって求められる書類は異なるので、各自ご確認ください。)

 

法定翻訳とは、フランスで「この人が行った翻訳は信憑性があるものとして認めます」と承認をされた翻訳家によって行われたものです。

 

では、日本で戸籍抄本を取得して、それを法定翻訳してフランスに持って来れば手続き関係では問題なし!安心!

 

……というわけでもないのです。近年、戸籍抄本の法定翻訳だけでは受け付けてもらえず、日本の外務省のお墨付き、つまりアポスティーユが付いた戸籍抄本の法定翻訳でないとダメですよ〜と言われてしまうケースがあるそうなのです。

 

ストラスブール領事館の職員さんのお話では、3年前くらいから、高頻度でアポスティーユの有無を確認されるようになり(シャルリーエブド事件の影響でしょうか…)また最近、アポスティーユの有無は問われなくなってきているということでした。

 

実際のところは、非常に曖昧で、窓口で担当する職員さんによって変わってくるようなのです。(頼むから統一してくれ…)

 

フランスらしいと言えばフランスらしいですが。

 

私はこのブログ記事の最初に申し上げた通り、出国5日前にアポスティーユのことを知りました。時すでに遅し。両親に手続きを委任し、出来上がった書類は郵送で送ってもらうことにしました。(本当にごめんなさい。)

 

私は、この記事では学生の社会保険を例にあげましたが、他のところでも戸籍抄本・謄本の法定翻訳を求められる場合があります。

 

私のように後になってから手続きをするのは本当に厄介で面倒です。(日本にいる家族にも迷惑をかけてしまいますからね!)

 

戸籍抄本・謄本の法定翻訳は現地でやってもらうこともできるので、とりあえずアポスティーユはつけてきましょう。絶対です。余力があれば、アポスティーユを付けた上で法定翻訳までしてフランスに来ることが出来れば100点満点!ただ、フランスで法定翻訳をしたほうが安い場合もあるので、そこは家族とご相談ください。

 

悪い事は言わないので、とりあえずアポスティーユですよ!!!

ストラスブール IKEA

今日は土曜日で語学研修の学校が休みだったので、ひとりでストラスブールにあるIKEAに行ってみました!日本でもお馴染みの家具屋さんです。

 

私はパリのシャルルドゴール空港からTGVでストラスブールまで来ましたが、確かにまもなくストラスブールに着く〜というあたりで車窓からIKEAが見えた気がします🤔

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地図上ではこんな位置!

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Strasbourg IKEA

26 Place de l'Abattoir, 67037 Strasbourg

 

なぜIKEAにいこうと思ったのかと言いますと、借りたステュディオで支給されたお布団にカバーが付いていなかったんです!いつか汚してしまいそうで怖かったので、カバーを手に入れるべく、IKEAに赴きました。近所にあるショッピングモールでも布団カバーは売っていたのですが、硬めの素材でゴワゴワしていました…

 

日本でも家族でよくIKEAには行っていたので、お買い物に関しては全く問題なく済ませることがでしました。ほとんど日本と変わりません!お目当ての布団カバーに加え、ロールタイプのホコリ取りやキッチン用具が買えて満足満足☺️

 

ちなみに、ストラスブールのIKEAの営業時間は、以下の通りです。

lundi(月)10:00〜21:00

mardi(火)10:00〜21:00

mercredi(水)10:00〜21:00

jeudi(木)10:00〜21:00

vendredi(金)10:00〜21:00

samedi(土)9:00〜20:00

dimanche(日)休み

 

そうなんです。ご覧の通り、日曜日はお休みなんです。日本は日曜日こそ稼ぎ時!というイメージですが、フランスは皆さんお休みになるんです。こんなところで文化の違いを体験するとは思ってもいませんでした。ちなみに、スーパーも閉まっていることも多く、土曜日に買い溜めをしないと、日曜日は飢えることになります。笑

 

ちなみに、こちらはストラスブールのトラムの地図なのですが、

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tramAのラインにあるRotondeというステーションからIKEAの無料シャトルバスが出ています!Rotonde からIKEAは1キロと少しくらいの距離しかありませんが、一面に墓地があったり、人通りが少なそうな道だったので、私は歩く気にはなれませんでした。少し分かりにくい場所に停留所があるのですが、10〜20分おきにバスが出ているので是非使ってみてください。

 

では今日はこのへんで!

携帯の話

「現地に着いたら携帯はどうするのか」

という疑問は全留学生が一度でも持ったことがあるのではないでしょうか。

 

確かにストラスブールは観光地であり、もともとフランスは日本よりフリーWi-Fiの環境が整っている(ような気がする…)ので、それだけで1年間の留学生活を乗り切ることも可能ではあると思います。

 

しかし、ちょっと道に迷った時、そしてそこのWi-Fi環境が整っていなかった時…不便です。そこで、私は現地ストラスブールに着いてからSIMカードを購入しました。

 

【※この先はど素人の見解です】

SIMカードとは「その携帯に固有な電話番号などの情報が書き込まれたチップ」のことです。これを携帯に差し込むことで、日本で携帯を使う時と同じように街中で利用することができます!

 

私は日本ではソフトバンクでiPhoneを利用していましたが、こちらに来る直前に、SIMロック解除をしてきました。

 

SIMロック解除とは、簡単に言うと、それまでの私のiPhoneはソフトバンクと結び付けられていて、こちらが勝手にSIMカードを他社のものに変えても利用することはできず、ロックを解除することで、他社のSIMカードを利用できるようにするための手続きのことです。

 

ソフトバンクのSIMロック解除には2つの方法があります。

①ソフトバンクとの契約を完全に断ち切る(その代わり、利用していた電話番号やメールアドレスは使えなくなってしまう。)

②利用していた電話番号やメールアドレスを一旦ソフトバンクに預ける形で、SIMロックを解除する(その分、通常よりは安くなりますが、月々いくらかをソフトバンクに支払わなければならない。)

 

私は、ソフトバンクのアドレスや電話番号を無くしてしまうのは、後々不便だと考えたので、後者を選択しました。

 

フランスでは、私はFreeという格安携帯会社のSIMカードを購入しました。格安というと、なんだか使い勝手が良くないように聞こえますが、全然そんなことはありません!(まあでも確かに地下に行ったり、すこし郊外に行ったりすると繋がり悪いかも…)

 

私が契約したプランは

月々 19.99€で、データ通信は100G

SMSや電話は無制限で、日本に電話をかける場合は固定電話のみ無制限(こんなうまい話があっていいのかと不安なので、まだ日本の固定電話にはかけたことがありません笑)

 

家族や友達との連絡は、チャットアプリのラインや、そのラインの電話でやり取りをしています。月100Gも利用できるなんて、日本では考えられません!

 

これを購入した最初の月は、シムの本体の代金10€が加算され、少しお高くなりますが、それ以降は月々19.99€で利用することができます。

 

購入方法もとても簡単で、お店にある自販機に必要情報を入力するだけでOK!お店の方と話す必要もありません!(私は分からないことがあって、お店の方にヘルプしましたが笑)

 

ストラスブールには2018年8月時点で、私が確認しただけでも2店舗あります。

 

1つ目は街の中心街にあります。

39 Rue des Grandes Arcades, 67000 Strasbourg

 

2つ目はちょっと大きめなショッピングセンター「Rivetoile」の中にあります。

3 Pl. Dauphine, 67100 Strasbourg

 

本当に使い勝手が良く、以前ストラスブールに留学していた私の先輩もここのキャリアのSIMカードを利用していました。おススメです!

 

Si vous avez des questions, n’hésitez pas !

感電事件と電圧の話

私はストラスブールでいったい幾つのトラブルを経験しなければならないのでしょうか。

 

数日前のことですが、わたくし、人生で初めて感電しました。

 

スマートフォンの充電器に変換プラグをさして使っていたのですが(iPhoneの純正充電器は変圧の必要がありません)なにかの拍子にそれが割れてしまって…

 

ちなみに、ストラスブールの電圧は220Vの50Hzで、変換プラグはCタイプを購入すれば問題なく利用できます。家電の中には、勝手に変圧をしてくれる最強な子達もいますが、ドライヤーやコテは日本専用のものだったので、ドライヤー専用の変圧器を利用して使っています。(フランスの地域によって異なると聞いたこともあるので、他の地域に行かれる際はご自身でお調べください。)

 

ドライヤーはコテは現地で買っても良かったのですが、どうしてもお気に入りのものを使いたくて…

 

話はそれましたが、私は変換プラグが割れて、金属部分がむき出しになっているのに気づかずにそれを抜こうとしてしまったわけなんです…。そこで、感電…。

 

見事に軽く火傷しました。

 

ネットで【家庭用コンセント 感電】

と調べると、軽ければ問題ないとも出て来ますが、中には亡くなったり、不整脈になったり、その感電によって臓器に支障をきたしてしまったりする場合もあるようで、私は果たして大丈夫なのか、と感電した当日は不安で眠れませんでした。(今となっては笑い話ですが)

 

幸い、持参していた火傷用の薬とバンドエイドを貼っていたら、2日ほどで完治致しました。コンセントを片手で触っていたこと、感電してすぐに手を離したことが不幸中の幸いだったのでしょうか…。

 

日本ではまず経験しないであろう「感電」

変換プラグが割れるのは全くの予想外でした。皆さまもお気をつけ下さい😢

語学研修スタート

私たち交換留学生は、9月から学期がスタートすると、フランスの大学生に混じって授業を受けるのですが、流石にハードルが高すぎる…😫

 

……ということを、ストラスブールの大学側も理解しているため、ストラスブール大学では、交換留学生に向けた8月下旬に2週間の語学研修を開講しています。私は事前にそれに申し込みをし、それが今週の月曜日からスタートしました!

 

土日は休みで2週間(10日間)で、200€です。その期間中の宿泊施設をつけてもつけなくても200€でした。(宿泊施設をつけた場合、Paul Appelという寮で寝泊まりするらしい!)私は一般的なステュディオ(ワンルームマンション)を借りていたので、宿泊施設はつけませんでした。

 

まず初日にプレイスメントテストをします。テストの内容は、第1部がリスニングで第2部が筆記のテストでした。翌日、テストの結果によってクラス分けされました。

 

B1(昨年7月に受けたTCF)しか持っていない私は、どういうわけかB2-C1クラスに振り分けられてしまい、それはそれは大変…

 

日本人は文法の基礎をしっかり固めて来ている人が多いので、作文のテストで案外できてしまい、身の丈に合わないクラスに振り分けられることは稀なことではないそうです…(私の日本の大学の教授談)

 

授業内容は、例えば①新聞を渡されて、1つ記事を選択し、それを要約してグループの中で発表。班員の発表を聞いて、さらにそれを作文でまとめる。②自分の研究しようとしている分野を簡単にまとめてエクスポゼ。(クラスのみんなの前で発表)③重箱の隅をつつくような文法事項をたたきこまれる。などなど…

 

今日は金曜日で、とりあえず半分終わったことになるのですが、まあまあなんとか生きています!!笑

ストラスブールの観光名所

今日は体調もだいぶ良くなってきていたので、友人とストラスブールの街を観光しました!

 

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ストラスブールの至る所で販売している、アルザスの衣装を纏ったぬいぐるみ。背景はストラスブール大聖堂です。

 

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ストラスブール大聖堂の目の前で購入できるジェラート。何種類もあるフレーバーの中から3つ選択し、それをこのようなお花の形にしてくれます。

 

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こちらはストラスブール大聖堂の上から撮った写真です。一般価格で5€で上まで登ることができます。332段の螺旋階段を登るので、病み上がりの私には少し辛かったです。

 

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そして、こちらはストラスブールならではの景色ですね!木組みの家々はドイツの文化を感じることができます。

 

留学とは関係ない記事でしたが、ストラスブールの雰囲気を味わえたのではないでしょうか!またこのような記事も投稿します!